トナーカートリッジの特徴

リサイクルトナー11

レーザー方式の複合機やプリンタで主に使用されているのがトナーカートリッジです。トナーカートリッジのトナーとは、極めて細かい粉末のことです。インクジェット方式の複合機やプリンタで使用されているインクカートリッジのインクと同じで、印刷用紙に色を付けて文字や絵を表現する役割を担っています。

トナーカートリッジはインクカートリッジより印刷速度に優れており、カートリッジが大型で大容量であることから大量印刷にも向いています。しかし、写真をはじめとする画質のよい印刷はインクカートリッジのほうが得意で、インクのほうが単価も安いです。

そのため、トナーカートリッジは交換するときの費用がインクカートリッジに比べて割高になります。そして交換頻度が高いほど、かかるコストも高くなってしまうのです。そのため購入費用をどうにか安くできないものかと思われがちなのですが、そのために大きな効果を発揮してくれる可能性が高いのがリサイクルトナーです。

リサイクルトナーは、使用済みの空になったカートリッジを回収し、トナーを補充して再販されているものです。ただトナーを補充するだけでなく、洗浄やパーツの交換などまで行なっている販売店もあります。価格は正規品で新品の半分以下、極端に安いものでは10%以下になることも。

ただし、安さだけでリサイクルトナーを選ぶのはおすすめできません。ほかの要素もチェックし、総合的にみて安い製品であることが望ましいといえるでしょう。

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